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ryo-ji
  • 作者:ryo-ji
  • 元・バングラ協力隊員です。
    ブログは残しながら,日本でのこと,ちょこちょこ書いていきたいと思います。
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チョンドロモホン

最近,気持ちが行き詰まってたと思う。

休みの使い方が上手くないんだな,きっと。考えてみたら,こんな長期な休みを完全にもらったなんていつぶりだろう??
少なくとも,部活をしてた高校から大学にかけてはなかったな。中学の時も,自分の判断で過ごすっていうことはできてなくて,ただ,何となく過ごしているだけだったと思う。

「自由」ってことの難しさを改めて知る。
けど,これが活動なんだなと思う。この自由の中で,個人が考え,何をするのか,それが個人の意志と行動に委ねられている。しなければ,しないで2年間はあっと言う間に過ぎる。したらしたで,もっと早く2年間は過ぎる。全ては自分次第。


何かをしなくちゃ,外に出なくちゃ。って言う焦りばかり。焦っても仕方ないって分かってんだけどね。

何か行動をすればいいのだけど,お金がなくてそこまで遠出はできない。
何よりも,すべきことが終わってない。
けど,気持ちは行き詰まってるから進まないし手に付かない。

どーせ家にいても,すぐには手を付けない癖に,離れることに不安と罪悪感を感じるから,ただ何となく家にいる。っていう悪循環…


…っと言うことで,思い切って,ベンガル人の友だちのいる村に行ってきました。ボリシャルからロンチ(船)で2時間。チョンドロモホンデトリアという村にです。

村はホントに時間がゆっくり流れてました。
普段の町での生活が嘘のような静かな空間で,また,緑が本当にきれいな場所。




何かに追われているような焦りがあった自分が,とてもゆっくり深呼吸ができて,「あぁ,こういう所に来たかったんだな。」って思えました。



ボリシャルは南部に位置することもあり,漁師が多い町です。この村でも,たくさんの漁師の姿を見ることができました。



今回は,ひたすら村を歩いた。って感じで,何もしてないんですが,子どもの,無邪気さ,純粋さというのを強く感じました。



もちろん,村の子どもたちは外国人を見たこともなく,友人の家にいると,子どもたちが集まってきます。その様子は,さながら動物園。日本の動物たちの気持ちがよく分かりました。子どもたちは本当に不思議そうな顔で僕を見るんです。

ひたすら歩いただけで,ちょい疲れたけど,突然牛の乳搾りの実演が目の前で始まったり,静かで,きれいな景色が見られたり。良い時間でした。




けど,洪水の影響か,明らかに土が削られてる様子が見られたり,雨期には道が膝上まで冠水してしまうとかいろんな様子を知ることができました。




中でも,子どもが働いてる姿を見て,
「ryoji,あの子はクラスの子どもなんだ。普段ああやって働いてたら,勉強なんていつやるんだ?やっぱり,お金が必要なんだ。」




突然,村に泊まることになり,夜。

「明日,イード(断食明けのお祭り)だ」
って噂が。
それは困る!!イードなら行かなきゃいけない家もあるし,お祈りも見たい!!

友人は違うって言うけど,みんな言ってることが違うから話にならない。
結論は…
誰も知らなかった。
1日に月が見られれば,1日で,見られなければ2日だそうな…
なんと予定のたてにくい…


トイレです。

生ゴミとかを埋めとく山。田んぼに使うらしい。



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ひさしぶりの出歩き

今日は,朝少し崩れたくらいで,天気もだいぶ良かったので,題名にある通り,久しぶりに「ただなんとなく」ボリシャルの町を歩いてみました。

ただ,目的地を決めないと本当に漠然としてしまって,いつも通りのコースになるので,町の端(自分の家も反対の町の端)にあるロンチガット(船着き場)のさらにその先。地図上では小さな島(中州?)が見えるところを目指して行くことに。

途中,小さなバジャールをのぞき,



牛の解体作業の一部を見たり,






紙のリサイクルの収集場をのぞいてみたり…




そして,いつの間にか,村というか,おそらく貧困層が集まっているであろう場所に到着。その周辺に来たときから少し雰囲気が変わる。ロンチガットを過ぎたあたりから,充分変化は見られたけど,橋を渡り,完全に変わった。とにかく家が密集していて,子どもは服を着ていない方が多い。
そして,大人が極端に少なく,ひたすらわらわら出てくるのは子どもばかり。

それも,「どこにいたの??」って聞きたくなるような数が集まってくる。まぁ,外人が珍しいバングラにあって,しかも,この貧困街。外人が来て騒ぐのは当然かも知れません。加えて,調子に乗った子どもたちが,行く先々で

「外人だ!!外人が来たぞ!!!チンチョンチャンだ!!」
って言ったらそりゃ集まりますとも。




そして,集まっては後ろから横から前から,聞こえてくる「チンチョンチャン」。

普段だったら,にこやかに過ごすところ,「チンチョンチャン」って聞くだけで機嫌が悪くなる自分。理由は,興味本位であったり,無邪気(良くも悪くも)さから来ているのは分かってはいても,その言葉から,侮辱や軽蔑の意味が感じ取られ,どうしてもスルーできないんです。これまでも,怒鳴ったり,直接注意することも…
それは子どもも例外じゃありません。
かなり,嫌な感じですが,「こっちは言われて嫌なんだ」てことを伝えてるんだと前向きに捉えて下さい。厳しく言わないと年齢関係なく伝わらないので。

おかげで,せっかく来たのにこっちは終始不機嫌。

けど,初めて竹の橋を渡ったり(怖い!!),ノウカに乗ったりと楽しむことはできました。




けど,帰り際も「チンチョンチャン」。
ちょいリアルに中国人の話し方を真似してるのも聞こえたりしたけど,そもそも,この人たちは実際に中国人に会ったことがあるのか??
少なくとも,任地に来て2ヶ月,ボリシャルで中国人の方とお会いしたことはありません。

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帰り道,部屋の収納等々を買うために一番大きなバジャールに。

断食が始まった当初は,だいぶ静かだったバジャールも今は断食明けの“イード”という大きなイベントに向けてたくさんの人が集まってきます。人の出入りが激しいため,リキシャの進入も制限されているみたいでした。
おかげで店は大繁盛。

日本の屋台みたいに,綿飴らしきものや,小さなおもちゃを立ち売りしてる人たちも目立つようになってます。




そんな中,さらに目立つのが,
物乞いです。

しかも,ここでは,「単に貧しい」のではなく,体に障がいを持った人たちが道ばたに寝転がり,
「アッラー,アッラー」とつぶやき,祈りを捧げながらボクシーシを求めている。
手がない人。
足がない人。
足があっても,骨が極端に弓なりに曲がっていて,明らかに立つことはできないであろう人。


そこには,明確な格差がある。
お祭りに買い物に来ている客とそれに合わせて来る物乞い。
日本だったら,大晦日か祭りの縁日の道の真ん中に障がいを持った物乞いが寝ていると想像してもらえたら近いかもしれない。






ものすごく失礼なことだと思う。

言ってはいけないと思うし,思うこと自体も,自分の人間性を疑われるかも知れない。

けど,感じたことをあえて,率直に書きたい。
自分は彼らを見て,「彼らの人生」というものを考えざるを得なかった。

恐らく,彼らの一生は物乞いをすることで過ぎていく。

彼らの「人生」って?

彼らの「幸せ」って?


きっと,これも,自分の価値観でしかなくて,神というものが強く根付いているこの国では,全く違った感覚があるのかもしれない。そして,それを彼ら自身も受け入れられ得るのかもしれない。
もちろん。
「幸福感」というものは極めて多様であり,一つの価値観で考えるというのは傲慢とも言えるかも知れない。

けど…

けど,そんな凝り固まった自分の価値観の中からでは,なんとも言えない感情が吹き出てくる。「気の毒」とか,「かわいそう」なんてシンプルなものではない。このコントラストに対しての感情は,今は言葉では表現し難い。

確かなのは,

ただ,ひどく寂しく感じた。ということ。































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強風

今日は,朝から昨日に引き続きカウンターパートの家に。
それも,昨日は話と食事に夢中で話しがしっかり進まなかったから。

それにしても,締め切りは今月中なのに,未だに完成せず話し合いとはさすが自分です。

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ということで,12時頃話も終わり,いざ帰ろうとすると外は雨…
最近,昼頃から雨が降り出すことが多いんです。

けど,カウンターパートも用事があるようなので,退散。

家に帰ると,雨はさらに強くなって風も…。木が20度くらい傾いてるし,日本ではちょっとした台風並の風。当然,外には出ず,仕事をしつつ部屋ごもり。
職場の寮に比べてなんと自分の家の居心地の良いこと。


夕方になってもかなり風は強く,若干不安に…

同期から「ベンガル人て意外に天気の感覚に優れてるよ。」
って話を聞き,
自分も「きっと今の日本人には失われた感覚だね」
な〜んて言って,ベンガル人に聞くことに。

まず大家。
「明日には止んでるよ。」
うんうん。きっと,テレビかラジオで聞いたんだろう。言い方がそんな感じだった。


次,ホテル。
「明日には止むよ。」
お!大家と同じ見解。
けど,おしい!!さっきまでホテルのテレビで明らかに天気予報やってました。


最後,チャドカン(お茶やさん)のおっさんたち。
「ハハハ。おいおい,そんなこと俺たちが知ってるわけないだろ 笑
アッラーだけが知ってるよ。アハハハ」


ちなみに,強風と雨のおかげで4階なのに浸水してきました…
ベランダに排水溝が無く,扉も下が開いてるからです。玄関付近水浸し。

夕暮れ頃,大家に「なんとかならないか」伝える。
したら,
「分かった。明日,とりあえずビニールを貼ろう。そして,排水溝を付けよう」
すばらしい!!
なんて早い対応!感動です。

けど,
「なんでもっと早く言わないんだ?早く言えば今日中になんとかできたのに。



…ごもっともです。

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ケノ?

内容とは一切関係ないですが,ふと思い出したTraineeの女性とのある日の会話。

「ryoji〜良いペン持ってるね〜」
「ちょうだい。」

日本のペンが貴重であること,どっちかと言うとケチで人に物をあげることに消極的な自分,てか,そもそもなんであげなきゃいけないのか分からない。
以上の理由から。

「やだ」

他の人にもあげなきゃいけなくなっちゃうしね〜。


「ケノ?」(なんで?)

「いや,使いたいから。」

「ケノ?ちょうだいよ」

う〜ん…
結局あげなかったのですが,正直呆然でした。


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さて,今日は夜からカウンターパートのお家にダワット。

…って言っても,連絡したのは自分からで,しかも,今活動として取り組んでいる算数のドリル作りについてアドバイスというか,コメントをもらいたかったから。
つまり,仕事のために休日に家にお邪魔するっていう,なんとも迷惑な話なんです。それを気にしてはいたけど,電話をしたらすごい喜んでくれたので,「まいっか」って 笑
こっちでは,ベンガル人これでもかって頻繁に電話で連絡を取り合ってます。まるで携帯を買ったばかりの中学生みたいな。今では死語になってる,「ワン切り」もあったり。実際,バングラでは固定電話を見る機会はほとんどないし,感覚的にはそれに近いものがあるのかも知れません。また,ベンガル人の私的空間の狭さ,人と人との距離の近さ(良くも悪くも)も,影響してるのかもしれません。

家には,ドリルの対象学年の2年生もいて,指示内容がどう言ったら伝わるかとかを中心に話し合いました。けど,具体的内容とまではいかず,「伝えること」「共有すること」の難しさ,自分の語学力のなさを改めて痛感しました。

そんな感じで,ご飯をごちそうに☆
日本の「いただきます」「ごちそうさま」の意味を教えました。「いただきます」を食事に関わる全ての人・物・生き物に感謝するんだよ」って伝えると「それは良い言葉だね!!」って☆僕も改めて,良い言葉だなと思いました。
普段,意識しないでいても,人に伝えることで改めて認識できるなって思います。これも,海外での生活の特典でしょうか。

最近ホテル(レストラン)での食事が多かったので,本当においしく感じました。バングラでは,間違いなく,ホテルよりも家庭料理の方がおいしいです!
その感想をそのまま伝え,トルカリの作り方を教えてもらう約束をして,だんなさんが帰ってくると,宗教(豚&酒)の話に。
〈豚編〉
「なんで豚を食べてはいけないの?」

「いくつか理由はあるけど,一つは脂肪分が多くて健康に良くないし,血液にも悪いから。
「日本人は何を食べるとか,食べないとか,自分で考えてやらなきゃいけないいんだろ?」
「ムスリマンは良いか悪いかコーランに載ってるから,考えなくても良いんだよ。」

〈酒編〉
「ryojiは酒を飲むのか」

「もちろん飲む。大好き。」
(カウンターパート絶句)
「なんで飲むの??飲むとふらふらになるでしょ!?体にも良くないし。何が良いの?」

「おいしいし,飲むと楽しいんだ。それに,日本では,ほどほどの酒は体に良いって言われてるんだよ。」
(カウンターパート絶句)

「ボリシャルでもムスリマン酒飲んでるでしょ?」

「飲んでるけど,それは悪い人たちだ。ryojiのことは好きだけど,酒を飲むのは良くない。」
「ryojiはもう,酒は飲みません」

「けど,飲まなかった生きてけないよ」
(カウンターパート絶句)


…と,そんな感じの話をして遅くなったので帰りましたとさ。

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ハティアの旅(帰宅編)

今日は,日本人会の会員プレゼンツでそーめん大会。
考えてみたら,そーめんを食べることがニュースになるってこと自体がバングラで生活しているからだなと思うと,改めて不思議。

さて,昨日のこと。

5:30スタートで,CNGで約40分かけてロンチガット(船着き場)へ。
そっから約2時間。
どんぶらこ〜どんぶらこ〜

ロンチガットからバス乗り場へ…
そしてバスに乗り,バスに乗り,CNGに乗り…
船に乗り,ミニタクシーに乗り,ノウカ(小舟)に乗り,
最後はロンチでボリシャルに到着。

めんど臭かったので,ざざっと書きましたが,ボリシャルに到着したのは結局19:30。トータル14時間の長い1日旅。


そんな中いろいろなことがありました。

途中で飲んだ茶は1人なんと25タカ!!

通常価格3〜5タカなことを考えると,めちゃくちゃなふっかけ方です。
全員でキレたけど決してやつらなが引くことはありませんでした。それどころか,チャドカン内にいたベンガル人も店の味方をする始末。
いわく,「スペシャル」だそうな…
けど,飲んだのは,他のチャドカンより味の落ちるチャです。
結局,4人分,20タカを渡して帰ってきました。
にしても気分がよろしくない。

そして,モーター船。
定期船が今日は無いって言われて,半ば諦めながら待ちました。

屋根もなく,シートもなく,普通の木の船にモーター積んだだけのやつ。
また,値段設定がおかしいんです。
人数が揃えば安くなるって聞いたのに,値段下がんない。
人数多いから100タカで行けるかと思いきや,結局4人で1500タカっていう中途半端な値段。隣のベンガル人は2人で乗って,1人400タカだったそうな。確かに彼らよりは安いけど,こっちは人数倍だし…疑問はつきません。

他にもあるんですが,端折ります。

そして,最後はノウカに乗ってロンチに川の上で直接の乗り換え!!
これ乗り過ごしたら今日は帰れない!!ってぎりぎりのところでの乗り換え。
写真はないし,伝わりにくいとは思いますが,小さい船から大きい船のへりからへりへ乗り移るなんて日本じゃまずやらないでしょ!?

14時間て長い旅にありましたが,バングラの乗り物にほとんど乗り,アクシデントにも多々恵まれ,良い旅になりました☆やっぱり旅はアクシデントがなきゃね◎

なにより,ハティア。
自分たちが,彼らの生活場所を潰してるという事実はつらいけど,どこでも騒々しいバングラにあって本当に静かな時間を過ごすことができました。
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