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ryo-ji
  • 作者:ryo-ji
  • 元・バングラ協力隊員です。
    ブログは残しながら,日本でのこと,ちょこちょこ書いていきたいと思います。
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サー

バングラでは,「先生」のような感じで,男性に敬意を表す時,「サー」という呼び名を使います。
そして,特にトップをスーパーインテンデントと呼び,スーパーサーと呼びます。

今回は,8月から自分の任地になった,ラッシャヒのサーの話。

前回のカメラ事件の時にも書いたように,うちのサーなかなかのやり手である。
人の扱い方といったら,「さすが」と言いたくなる。

バングラにありがちな,「俺がサーだ」的な,ふんぞり返った感じは全くなく,基本的に低姿勢 or フレンドリーである。今でも,自分に対して敬称で呼んでくれているくらい。

いつも笑顔で同僚のおばちゃま方やトレイニーとコミュニケーションを取ってるし,仕事もしっかりやってるから,いざという時,下の人たちが言うことを聞く。それでいて,メリハリをきかせ,アメとムチをしっかりと使い分けているのだから,このPTIにおいて,単に“サー”ということだけじゃなく,誰しもから敬意を受けていることは言うまでもない。また,職員たちが自分の仕事をしっかりやっていることも道理であると言える。

年が若く,気遣いの必要があるからか,これだけのことができるから,この年齢でここまで来れたのかは分からないが,自分としてもこのサーと出会えたことは幸運としか言えない。
何しろ,授業の希望を出せば手配を早々にしてくれ,「PTIをもっときれいにしたい。」「ゴミ箱を設置したい。」とリクエストすると,次の全体ミーティングの中で話してくれる。ボランティアとしてこんなにやりやすい環境があるだろうか。

短い時間の中で,よりサーとコミュニケーションを取るために,サーの部屋にできるだけいるようにはしているが,こういった行動に表してくれるのは,それだけではないだろう。



ただ,ここで思い出されるのが,ボリシャルでのことである。

ボリシャルでのサーは,まさにバングラのサーといった感じであった。彼の言葉が分からずにコミュニケーションに苦しんだのは,1度や2度ではない。
また,そこから誤解とさらに感情が生まれ,ぶつかりあったこともあり,しばらくして,必要最低限の会話しか行わなくなったのも,そのためだった。
自分のベンガル語の改善に伴い,会話の量も増えていったものの,最後まで充分とも言えないものであった。意地を通すことで自分の羽を折ってしまっていたのだ。

また,この国ではサーの力は絶対であり,その態度のいかんによって活動が大きく影響される。その中で,自分の対応の仕方が得策でなかったことは言うまでもない。

もちろん,当時の自分にも言い分はあるし,そこでは全力を尽くしてたつもりである。事実,スタッフから敬遠されるサーに面と向かうことで,他の同僚とコミュニケーションがスムーズに行っていたようにも思っている。しかし,本当にそうだったのか。
任地が変更になり,いろんな人と話し,考え,今のサーと出会い,コミュニケーションのための努力をしてきた。その中で,「もっと対応の仕方があったのでは?」という疑問は否応なしにでてきている。

過去の話をぶり返しても仕方ないし,前回の反省を踏まえているからこそ,今の自分がいる。ただ,感情的になっていた過去の自分を思うと,自分の小ささを思わずにはいられないし,関係を作り,そこから活動を行っていく。という協力隊の本分を果たせていなかったことをとても悔しく思ってしまう。

残りの実質の活動期間はすでに半年を切った。今のサーに会えた幸運に感謝し,できることをやっていこうと思う。


そんなこの頃。

コルバニイード(犠牲際)に向けて,明日から,PTIは休みです。
かばんを下げ,ホステルから実家に向かうトレイニーは「イード・ムバロク」と満面の笑みで言って帰っていきました。
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デジカメ

盗まれました。


事件は,昨日。
5年生のテストで今は授業がなくヒマだったので,オフィスで教具を作成していた時のこと。


気付いたのは,帰る間際になってからのこと。
一通り作業が終わり,片付けをしていると…



あれ…?

ひもの先についていたはずのカメラが???

ひもも鍵も残ってるから,ここにあったのは確か。
けど,肝心のものが。
ない。


作業中,ちょっと買い物に出かけたりしたけど,扉締めといたし,後は,隣りの部屋に行ったくらい。けど,作業にかなり没頭してたからなぁ。気付かなかったのかも…

とりあえず,その場にいたピヨンさんと事務の人に言って,あたりを付け連絡をしてもらい,探してもらうことに。



翌日。

つまり今日。
朝,サーに報告したら,サーマジギレ。
「オフィスで物が盗まれるなんて,とんでもない。」
「恥ずべきことだ」
だって。

サブも,
「外国人に対して,どう対応すべきか,ここの人たちは分かってない。」
とか。

正直,自分のケアレスからなので,恥ずかしいし申し訳ない気持ちでいっぱい。けど,他のトレイニーもトレイニーもも真剣に心配してくれてたし,自分のことを気にしてくれたり,本当に怒ってくれるのはありがたいことですね。

この国,やっぱり,良くも悪くも人ですね。困らせてくれるのも,助けてくれ親身になってくれるのも人。

…で,すったもんだがあって,昨日見に来てた子どもが容疑者に。ウォークマンに続いて子どもを容疑者にするのはとっても気が引けました。が,前日から,みんな確信。
果たして,彼が持ってたわけなんです。

サーが呼び出し,面接。
後で聞いた話によると。

「カメラ持ってった?」
「ううん。」
「持ってったなら,出してほしいな。出してくれたら,お金あげるよ。」
「本当?いくら?」

って感じだったらしい。

このサー,こうやって子どもを懐柔できるなんてやっぱり素敵。
そして頭良い。
サーとトレイナーが直接家に行って取り戻してくれました。

そして,後でちゃんと,サーにはケアレスで迷惑かけたお詫びと,探してくれたお礼を伝えたのでした。

みんなからは,
「ミスティ(甘いやつ)食べるの楽しみだな」
って。

良いことがあったら,ごちそうするのが,この国の習慣らしいです。
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お祭り?




違います。






運動会?












違います。












そう,今日はテストの日。
テストと言っても,ただのテストじゃない。
バングラでは,今,5年生が6年生に上がるためのテスト,そして,特待生を決めるためのテストが行われてます。写真はその様子。

普段の進級テストでも親が来る,ここバングラ。
地域の5年生が集まるこのテストでは,こんなことになるんです。
学歴は子どもたちの今後を大きく左右するものなので,親も相当やる気です。





午前と午後でテストがあるので,お昼にはこんな感じ。
本当に運動会みたい。
こんなテストがあったよ。と報告してる家族や,辞書見てたり。友だちとお弁当囲んでる子どもたちがいました。
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乾期

急に寒くなってきました。

どれだけ寒いかって言うと…




ついつい,やぎにもシャツを着させてしまうほど。

今日から急に寒気が来たようで,ベンガル人の同僚も厚着厚着。
咳やくしゃみをしているのが目立ちます。

日本を離れ,2年目の冬は特に寒く感じるっていうし,時に気を付けていきたいと思います。

どーでもいいけど,最近,夜チャドカンで砂糖入り暖かミルクを飲むのが流行ってます。普通にうまいし,体も暖まるし一石二鳥。
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モシャ

蚊です。


乾期に入り,バングラでは圧倒的に蚊が増えてます。
O型であり,子どもの頃から蚊には大人気だった自分にとっては正に天敵。

去年は途中までサンダルを履いていたのですが,街を歩いているだけで,足が真っ赤にその後ぼろぼろになって行くので,完全に靴派に。

サンダルでも仕事ができ,隊員の多くがサンダルを履く中で,休日もひたすら靴をはき続ける自分は完全に少数派。
でした。

ところが,9月にタイでクロックスもどきサンダルをゲット!!!
それ以来,仕事以外ではサンダルを履いてます。

このところの蚊の増殖具合は本当にすごく,今日家の階段では,無数の蚊たちが所狭しと猛スピードで飛び回ってました。
だったら,足も外歩きのたびに刺されまくってても不思議ではない。

んですが,あんま刺されてないんです。

これはいわゆるデシー化現象。
隊員間でも,これはしばしば噂されること。ベンガル人は,蚊の量の割りに刺されてないんです。
当初は旨かった血も,トルカリに汚染されてまずくなっていったとも,面の皮と同様,全体の皮膚が厚くなっていたとも。

説は様々ありますが,「日本人」から離れていっていることは確かなようです。
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