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アシスタント・スーパー

副校長のことです。

定年退職となりました。

彼は,自分が赴任してから来た人で,サー(校長)を含め,全員が「アプニ」と敬称で呼んでくれる中,彼だけは「トゥミ」(親しみを込めているか,下に見ている。年下か立場が下であれば基本的にこれ。)で呼んでました。

最初はそんなこともあり,若干の距離を持ってたんです。

ところが,「定期的な授業をしたい」とリクエストをし,具体的な時間やあれやこれやにこだわり一生懸命伝えていた所。
隣りにいたカウンターパートも「何が問題だ。」と,聞く気も無くしていたのです。
彼は,そんなCPの反応にも拘わらず最後までこっちの話を聞いてくれ,「もっともだ」と理解を示してくれたんです。
しかも,その場で変更の対応をしてくれました。

カメラが盗まれたときにも,みんな心配し助けてくれたんですが,彼だけは,「外国人に対してどう振る舞うべきか」という少し違った見方で心配してくれてました。

ラッシャヒでのWSの際,急なトレーニングの予定・テストの割り込み,にも拘わらず,場所と物の確保に実際に動いてくれたのは彼でした。


そんな彼が,ビダイオヌスタン(送別会)の中で言ってたこと。

「先生の給料は少なく,受ける敬意も少ない。

しかし,そのプレッシャーはとても大きい。

なぜならば,子どもは先生のことを“完璧な人間”と思うからだ。

だから,君たちがちゃんと行動しなければ,

子どももちゃんと育つことはできない。」

言われてみれば至極当然のことで,教師であればそう考えてほしいし,そこにプライドを持っていてもほしい。きっと日本では多くの先生方がそう考えていると思う(信じたい)。

しかし,この国ではそれが難しい。

社会的に上にいけば行くだけ,その力を使って好きなことをする。というのが(実際にそうでなくても)目立ちがち。
“したいから,する。”
って論理が,上にいくほど使われがち。

それは例えば,教室での携帯電話の使用にも表れる。
子どもに静かにしろと言っておいて,自分は大きな着信音の電話に出る。
それでうるさくなった子どもに怒鳴る。

ついに,こないだ,「教室での携帯の禁止」が通達されました。
そうしなければならないほどの状況だったんです。

大人がこうだから,子どももそうするし,大きくなったら好き勝手…


実際の彼も,「おや?」と思わせる行動をしばしば見せるんですが,ベンガル人自身の口から,教育の重要性が語られるのを聞くことは今までに無かったので本当に嬉しかったんです。

最近,トレイニーの中にもそういった意識を持つ人を見たり感じたりすることが多く,この国の未来も明るいのかなと思ったりする瞬間です。
ラッシャヒ |  コメント:0  |  トラックバック(-)
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