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ryo-ji
  • 作者:ryo-ji
  • 元・バングラ協力隊員です。
    ブログは残しながら,日本でのこと,ちょこちょこ書いていきたいと思います。
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DTIブログ!

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ダカから帰りました。

首都ダカに行ってました。
今月もう2回目で,来週は健康診断がありまた行かなくては。バスで,片道約8時間の道のりは慣れてきたと言えどもなかなかなものです。

今回は,教育隊員とダカのPC隊員で作っている算数ドリルのためのもの。
このために,みんな何回も時間もかけてベンガル人の先生たちと話し合って,何度も首都で話し合ってきました。内容もかなりできてきて,いよいよ次の集まりは最後になりそう。先輩隊員が発案し,自分たちの着任前から動いていた企画がようやく一段落を迎えようとしてます。

最初は,先生たちとドリルについて話し合うことがかなりしんどかったものの,繰り返すにつれて,自分の語学力も上がって来た気がするし,何より話し合う時間が増えたことはかなりの収穫☆
実際,提案し,投げかけて話し合っていくことを通じて,互いの考えも伝わってきたし信頼関係もできてきたような気がします。

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さてさて,今日の帰りのこと。

バスに乗って,5分ほどした時のこと。
エンジンが静かになり,左に停車。運転席近くのふたを開け,修理をし出す。そのうち外に行っても修理し出して,10分くらい経って出発。

その後,バス会社のオフィス前で再停車し30分後再出発。

…これが全ての始まりでした。

40分以上の遅れを取り戻そうと,必死になるドライバー。

以前にも書いたように,バングラのバスは生命の保証の無い天然ジェットコースター。普段でも,片道1車線で両脇にはリキシャ・その他小さい乗り物が通ってる道をばかでかいバスが我が物顔で走り抜けます。

それに加えて,今日は40分の遅れ。そしてそれが爆走のきっかけに。
片側1車線の道を,前に4〜5台,対向車も100〜200?先に見えてる状況で,クラクションを鳴らして右車線と左車線をギザギザ走行。
「本当にヤバイ」ってなると急ブレーキかけて左車線に入ってみたり,けど,左車線に車走ってたり…2車線なのに車3台みたいな。

「暴走バス」とはまさにこのこと。

写真もビデオもないので伝わりにくいかもしれませんが,イメージとしては,車線変更と急ブレーキを繰り返すカーチェイスを単独でやってると考えて下さい。もちろん対向車ありで。

繰り返しますが,バングラバスの危険さは今に始まってのことではないですい。が,さすがに慣れてきた自分でも今まで以上にせっぱ詰まった身の危険を感じました。

ヤバイって思ってると,突然,怒鳴りながら運転席の壁に勢いよく突進する足。
何かと思うと,後ろのベンガル人が我慢仕切れずについにキレてた。
その怒鳴り声のおおまかな内容は,

「ふざけるな!!殺す気か!?!?ゆっくり行け!!」

って言う分かりやすいもの。
今にも殴りかかりそうな勢いだし,マジギレだったのでさすがに止めました。が,言ってることは確実に間違ってない。

地元ベンガル人が運転手に対してキレているのは初めてみたし,慣れているはずの彼らがキレたっていうだけで,いかにその運転が自己中心的なものであったかが分かると思います。

ハッとした。
危ないと思ったら言わなきゃ。
黙ってて殺されたらたまらん。

その後しばらくは,いつもの運転(でも危ない)に戻ったもの,段階的に調子を戻していくドライバー。しかも,さっきの勢いにさすがにびびったらしく,バックミラーをちょこちょこ見ながら明らかに後ろを伺っている。
しかも携帯で話し出すし。

その卑怯さに腹が立ったこともあり,
1番前に座っている恐怖感と責任感もあり,
後ろのベンガル人に止められつつも,ドライバに何回も声かけ。
「まだ分かんないのか?」
「ゆっくり行け」
「前を向け」

注意してすぐは,いつも通りの運転(やっぱり危ない)になるものの,すぐに今日の運転に戻る。その繰り返し。
イタチごっことはまさにこのこと。

暗くなると,さすがにまとも(でも危険)になったものの,それまではイタチごっこの繰り返し。
疲れた…

次に来るときは船か飛行機がいいな。


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調整員来る。

初めて,ボリシャルにJICAの調整員が来てくれました。
って言っても,活動を見に来てくれたってよりも,活動環境を見に来たって感じでした。
けど,協力隊関係者が自分に会いに来てくれるのは初めてだったので,何となく嬉しかったり。

同僚たちも,歓迎してくれて,「ryojiはがんばってるよ〜」って言ってくれたり,たくさん誉めていただきました。あまりにも,普段聞かない言葉たちが飛び交ったので,後で
「JICAの人が来てたから,喜ばすために言ったの?」
って聞いたら,
「そんなことはない,本当だ」
と言ってくれました。まだ何もできていない自分には,耳が痛い部分もありましたが,誉めてもらうのは気分が良いですな。

その後で,調整員さんにも「良い雰囲気の職場だね」と。
本当にそう思う。唯一おっかない,トップを見せられなかったのは非常に残念だけど,人間環境には恵まれてると思う。もちろん,最初は苦手な人も好きになれない人もいたけど,いろいろ悩んだこともあり,ここに来て吹っ切ることも好きになることができている。これは本当に大きい。
それまでは,文化的違い・性格的な違いを受け入れることができず,自分が意固地になって,囲いを作っていたと思う。

やっぱり,受け入れてもらうには,まずは人を自分が受け入れなければ。
それを強く実感します。

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さてさて,その後,部屋も見てもらい,ボリシャル噂のモスク,「グティア」に行くことに。聞いてはいたけど,初めてで,場所も分からないって状況。

けど,本当に有名らしく,「車で20分ほどで行ける」

というベンガル人情報をゲット!!
しかも,メイン通り沿いでかなり分かり易いとのこと。

…ところが,30分経っても着かない。だいぶ前にバス通りは逸れて細い通りに入ってます。てか,5分前の人は5分で着くって言ってたけど,この人も後5分だってさ。

途中かなり不安になりながらも,約40分で到着。

初めて来たグティアは本当にきれいでした!!







町のモスクはどこもそうだけど,ここは格別。「聖なる場所」のにおいがぷんぷん。ここでお祈りをしたら,どれだけの安らぎを得られるのだろう。





そして,日が落ちると,なんと,ライトアップ☆


人もどんどん増えてきてます。そう言えば,同僚(ヒンディ)も夜がきれいだって言ってた。みんな知ってるんだな〜。




長期休みに行ったメヘルプールもそうだったけど,なんでバングラはこんなへんぴな所にこんなきれいな物を作るのだろう。



このモスジットがすごいのは,見た目だけじゃない。
外庭には,あちらこちらにゴミ箱が配置されている。そして,敷地内でゴミを見ることがない。ゴミが出たら道路にポイ。とりあえず,家の前じゃないところに。といった感覚が普通なこの国にして,かなり奇跡的な状況。それだけ,この場所に対して愛着や敬意があり,また,それだけ,神聖な場所だということだろうか。
他の道路や広場に対してもこれだけの配慮ができたら,“自分のもの,みんなのもの”という意識が持てたらこの国は大きく変わるのに。


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展覧会

昨日まで,実習生たちが授業教材として作った作品がPTIのオフィスの上に飾ってありました。教室に机やイスを並べて,その上に教材を並べていくので,ぱっと見は学校の作品展か自由研究の発表みたい☆





けど,Traineeからしてみたら,卒業がかかってることもあり,かなり気合いの入った仕上がりとなっておりました。
今回はその作品の紹介☆

例によって,よく分からない絵とかもあったんですが,ところどころに「これ良い!!」と思える代物がちらほら…。


これは見ての通り,そろばん。グループワークで作ったものだそうな。3段に別れてて,百の位まで表せるようになっとりやす。しかも,5こずつで色が変わってるのが良い!単に10こ束より絶対見やすいし!!…と思ったので,これを作ったTraineeに伝えて,
「何で色を変えたの?」
って聞いたら,
「きれいにするため」だそうな…。
物自体は小さくて,前でやって見せるには向かないけど,どんなふうに使うのか見てみたいと思いました。


これは明らかに失敗作。
なぜなら,そろばんなのに中の玉が固まってしまって動かないんです…






パソコン&ラジオ。理科の教科書に出てきます。
けど,高いし,実際に見せることはできないもんなぁ。



銀河系だと思われます。
これ良くない!?教室に飾っておきたくなる。個人的に好きです。
ボールとハリガネで作ってあって,太陽だけ大きく作られてますが,さすがに大きさまでは表せないしねぇ。




磁石も木製で手作り!!


これは光の直進性の学習に使うそうです。チューブが途中で曲がってる方は光が見えないでしょ?って。


これは,カエルです。

今回の作品展は楽しんでいただけたでしょうか?



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なわとび始めました。

ここ数日,運動する機会がとても増えている。

今日は,近くのクリスチャンの寮でバスケ。これは2回目の参加。オフィスが普通に終わると間に合わないので,参加できるのは,早く終わる木曜か休みの金曜だけ。下はコンクリだし,コートのすぐそばに柱もあったりして,おっかないけど,バスケしてたらそれどころではなし。
改めて思うのは,スポーツのすごさ。全然知らない人なのに,40〜50分一緒に運動するだけで,知った感じになるから。

何はともあれ,運動は良い!!体だけじゃなくて気持ちまですっきりする。
また来よう。

昨日は,PTIの敷地内でバレーボール。ダカから帰ってきたら敷地内の草っぱらにできてたバレーボールコート。テニスやバドミントンはよく見るけど,バレボは珍しい。皮靴にワイシャツで参戦。
KTCじゃさんざんやってきたのに,野原となると勝手が違う。跳べない。そもそも体が動かない。

一昨日は縄跳び。

子どもに日本の遊びを教えてほしいと言われてたこともあり,同期隊員の前例もあり,子どもたちと大縄をやってみた。自分用の短縄は持ってきたが,大縄は持ってきてないので近くのドカン(店)で普通の繊維(ジュートかな?)で編まれた縄を代用。
値段自体は全然高くないが,ここはバングラデシュ。縄も「長さ」で買うことはできず,重さで買う。最初,1?と言われ,次は500グラム。
「そんないらないだろ。」
と思い,
「250グラムは?」
と聞くけど,断念して結局500グラム購入。具体的な長さは分からないけど,半分にしてもなお有り余る感じ。中途半端だが15メートルくらいはあるだろうか。

そんなこんなで,昼休みに縄を持ち込んで見る。子どもたちはすごい!!
声をかけるまでもなく,手の縄を見るや否や集まってくる。
「サー!それ何?何するの?」
「日本の遊びを教えるよ」
と言うとおおはしゃぎ!!まずは,縄を囲んでやり方をおおまかに説明。
その後,「1列に並んで〜」
と声かけるけど,もちろん並ぶことなんてできない。興味があると,大人も並ぶことができないんだから,仕方ない。

けど,「抜かしたら1番後ろに,並んでなかったら始めない。」
をモットーにやってみました。

最初は縄を回して跳ぶことはできず,大波小波からスタート!!
やり方は子どもそれぞれで,縄がまだ動いてないのにジャンプしちゃったり,幅跳びみたいに思いっきりジャンプしてみたり。

けど,すごいのはその適応力。
いつの間にか普通に跳べるようになってる子がいる。下じゃなくて前を見て跳べてる。何人かは回しても跳べるようになった。
今まで全然触れてこなかった世界なのに、本当にすごい。
けど,やっぱり並べない。
そのうち先生が怒る。
俺は何回も怒ってるけど,その瞬間瞬間で終わり,30秒くらいでバラバラ。

今度は相撲。縄跳びの縄を土俵替わりにして開催。
男の子もいつの間にか集まってきてる。ルールが分かるともう夢中。
女と女の,男と男の戦いが始まる。
初めの合図として,「はっけよい」を教えたから,みんなで一緒に
「はっけよい」
なんかそれだけで楽しかったり。

けど,ちょっと心配。
ベンガル人気質はとにかく負けず嫌い。それは子どもでも例外でない。
下は雑草生えてるし,地面も固くないから大丈夫だと思うけど,服もちょっと心配になってきた。しかも,足をかけたりってことをしないで腕だけでやろうとするから余計。


そんな縄跳び大会終了後,職員室で先生から,
「りょうじ,こどもが騒がしくしたときになんでぶたなかったの?」
この国で子どもをなぐるのは常識。かなり強くたたくので,その音だけでもびっくりする。
このことはいつも,疑問をもって聞かれる。事実とは少し異なるけど,日本では子どもはたたかない。と言ってある。
「本当に子どものためになると思ってるのか?」と聞くと,
「もちろん」
と答える。きっと,殴ることで,その熱い思いが伝わることも,そうでもしなきゃ伝わらないこともあるだろう。けど,少なくとも自分は教師から殴られて,何かを伝えられた記憶はないし,むしろ,屈辱的な思いしかない。しかも,メリハリもなく,頻繁に殴っては伝わることも伝わらないだろう。子どもを殴ることは決して肯定しないが,少なくとも,暴力は「最悪」の事態の「最悪」の伝達手段でなくてはならないと思う。

何より,おとなたちも並んだり順番を守ることができないこの国で,子どもに要求し,できないと殴るとは,どんな心意気だろうか。

とりあえず,「時間はかかると思うし,自分のやりかたで伝えてみるから見てて」って言ってみた。さてさて,どうなることやら。



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復活!!

ついに,パソコンが復活しました!!

久しぶりのネット。音楽。
全ては,ボリシャルの先輩PC隊員のおかげです。
ダカの隊員にも,とってもお世話になりました。この場を借りて,改めて感謝。

…といっても,これからも危険であることには変わらないようで,そうなったら日本に強制送還です。

さて,1ヶ月分を何とか思い出しながら書かなくては。
けど,それは大変なので,休みの日にでもまとめて。


我が勤務先であるPTIでは,昨日からTraineeたちの最後の試験が始まってます。これの成績はPTIを卒業できるか,がかかってるんです。Traineeにしてみたらまさに必死。

…といっても,その内容は授業5分程度をPTIのトップとエラい人が見るだけ。時に2〜3分で終わったものもあったと思う。なんてったって,Traineeだけで200人いるので,そんなに時間もかけてられない。
クラスを時々変えつつ,Traineeたちが入れ替わり立ち替わり授業らしきものを行っていく。
だいたいは,「自分で考えた」というよりは,「こうやるもの」と教えられたものを繰り返すだけで,書いてくる絵も同じようなものばかり。
バングラでは,恐らく印刷事情が悪く「何とか視覚的なアプローチを」という観点から,「絵」が何か特別な価値を持っていて,「意味」のあるなし,ではなく,単に「絵」のあるなしが問題になる場面が多い。それは,この授業観察にもよく表れていて,どうやって子どもたちを誘導していくか,引きつけるかというよりも,「絵」を示すことにその目標が絞られたりする。だから,うちのトップは,始まるや否や,
「写真を見せろ!!」
なんて怒鳴り散らしたりする。

これらには,本当にこの国の教育事情の特徴がよく見て取れる。時に,工夫が見られて「おお!!」と思える授業もあるけど,それもあっと言う間に終わってしまう。

そもそも,このテストは肝心な視点を失っている。
授業を行う中で,観察する中で一番大切なのは何か。もちろん,子どもたちの視点である。

Traineeが入ってくるのは子どもたちがいる教室で,「授業」を受けているのは子どもたちである。少なくとも5分後には入れ替わる先生に挨拶をし,どんなに興味が湧いてもすぐ終わってしまう話に耳を傾け,時に教室の後ろから携帯の大きな話し声が聞こえても,「ジー!サー!!(はい!先生!!)」と答えなくてはいけない。

気の毒というより,申し訳ない。
5分程度の授業をするなら,子どもがいなくてもいいじゃないか。めまぐるしい対応を求められる子どもの立場にも立ってあげて欲しい。
良い導入をして,子どもの間で話が湧いてるのに観察者の気分次第で即終了。見事なまでにぶっちぎっていく。
授業は子どもを中心に置くべきなのに,完全においてきぼりで大人の都合の良い道具のようだった。


…せっかくの復帰第一弾なのに,嫌な話になってしまった。
明日で,試験は終わりなようです。
また,ぼちぼち書いていきたいと思います。
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